本読みと山歩き

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zoom RSS 美ヶ原〜恐いながらも爽やかトレッキング

<<   作成日時 : 2012/10/26 20:53   >>

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今日(10月26日)、お休みをいただき、カラマツの紅葉を目当てに、妻と美ヶ原をトレッキングしました。
天気は最高!高低差もあまりなく、たいへん爽快なトレッキングコースでした。
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スタートは王ヶ頭(2034m)です。実は、ここが最高点、最高点からスタートというのも、ここならでは!?
その上、槍や常念がくっきりみえるこの地は、安直に到達できる日本百名山の一つでもあります。
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美ヶ原は、溶岩台地だと言われていましたが、近年は 火山の浸蝕地形との解釈が有力なようです。
安山岩のこの台地は、板状柱状節理が発達しており 鉄平岩と呼ばれる厚さ数センチの薄っぺらい板状の岩がたくさんあり、崖っぷちは足元が不安定な場所も多いです。

王ヶ頭から王ヶ鼻まではまずは林道を歩き、20分ほどで到着です。
ここは、美ヶ原台地の西のはずれ、これより先は断崖絶壁です。 そこは北アルプスの絶景の地でした。
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数日前にアルプスに雪が降り、なかなかの絶景が眼前に広がります。
槍と常念、うっとりするほど美しい。
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鹿島槍や五竜岳でしょうか!? 雲から顔を出すその姿は、ヨーロッパアルプスに負けていません。
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王ヶ鼻(2008m)から西側に崖を下り、美ヶ原の南側の絶壁をトラバースするルートを取ります。
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この辺りで、松本から登って来られた とっても元気な85才のおじさんにお会いします。
もと猟師で、19年間 動物を捕っていたいた話から始まり、クマの話へ。 
2年前に白馬でクマに襲われたというのです。顔をえぐられ、胸を引っ掛かれ、命からがら逃げた話なのです。
手術でなんとか顔は人様にみせることができるレベルになったとのこと。
この辺りにも、10頭ぐらいいるから気を付けるように!!!???とのアドバイスもいただきました。
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私 「クマ鈴を持っていますから大丈夫ですよ」
おじさん 「それは役にたたん。人工の音は、クマは恐れないのじゃ。」
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私 「それじゃ、な なにがいいんですか?」
おじさん 「人の話し声じゃ、わしも ここまで 一人でさわぎながら 歩いてきた」 
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おじさん 「クマは耳がいいから、500m先まで聞き取れるそうぢゃ」
私 「それじゃ、この先 500mは大丈夫ですね〜(笑)」
おじさん 「最近 目撃情報もあったし、この辺りの熊は1月中旬まで冬眠しないから、 よく気を付けて行きんなさいよ!」
私 「ええ〜〜〜〜〜〜」
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それ以降は、妻と景色を眺める余裕もなく、ひたすら 話し続けたのはいうまでもありません。(笑)
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私 「あのおじさんの言っていたことって、本当と思った?」
妻 「猟師でクマに襲われた経験から来ているんだから、本当じゃない。説得力があったわ〜」
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私 「じゃ、このクマ鈴は何の為に作っているや! メーカーの買わせる為の戦略か!?」
妻 「さあ〜 ともかく この辺りにクマがいるから気を着けないと! だめね! なにか話して!!!」
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王ヶ頭下を通りすぎた辺りから、視界が広がります。
台地の南の端っこを断崖沿いに歩くことが出来るルートで、草原に吹き上げる風が爽やかです。
が、獣の匂いもしてきます。(鹿かもしれません (笑))
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<烏帽子岩から…>
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崖っぷちから、台地に出ました。 やっと、クマの魔の手?から逃れることが出来ました。(笑)

晩秋の風薫る 美ヶ原
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コメント(30件)

内 容 ニックネーム/日時
写真がどれも素敵です。特にトップの写真がカッコイイ!
熊のお話は、読んでいてちびりそうでした。
下から2番目の崖の上に立ってらっしゃるのが本読みさんですか?
美ヶ原はドライブするところだと思っていました。まったく違う風景にびっくりでした。
KURI
2012/10/26 23:34
本当にTOPの写真が素晴らしい!
ブラボー(^v^)
えぇ〜
>人工の音は、クマは恐れないのじゃ。<
怖い話を聞いてしまいました。
ラジオも駄目でしょうね!
清兵衛
2012/10/27 06:34
KURIさんへ 
トップの写真は、岩層の勢いが いい感じです。王ヶ鼻の先端です。
この先をちょこっとだけ、下ってトラバースする道を歩きました。
下から2番目の崖の上は、私です。良く見ると腰がひけています。(笑)
パートナーないると、いろんな写真が撮ることができます。
美ヶ原は、
山本小屋〜王ヶ頭までは関係者以外の車は走れません。
高原の散歩も楽しいですが、この崖沿いの道もカラマツの黄葉を眺めながらのよいコースです。
本読みと山歩き
2012/10/27 07:27
清兵衛さんへ
最初の写真みたいな、人間(私)がちっちゃく写っていると、自然の偉大さや人のちっぽけさが分かって良いです。
“人工の音”が駄目なんて、初めて聞きました。
このおじさん、ちなみに“ラジオの音”もダメと言っておりました。
熊には、その違いが分かるようです!!??
本読みと山歩き
2012/10/27 07:35
猟師って言う職業が実際にあるんですか?昔のことかな。今は無いんでしょうね。何を売って、お金を得るんだろう?
その熊の話、では会話のない夫婦などには、この山歩きは最適ですね。無理やり会話することになって。
でもそのおじいさんすごい元気ですね。会ってみたいです。
あつこ
2012/10/27 22:28
こんばんは。
槍ヶ岳の写真見て「なんと言うことでしょう〜」というフレーズを心の中でつぶやいてました。(笑)
きれいに見える日で、奥様孝行されましたね〜
カラマツも、安直でもなんでも、これだけの景色が見えたら、感動ものです。
つれづれ
2012/10/27 23:28
おはようございます。
雄大な景色ですね、<槍と常念、うっとりするほど美しい>、本当に美しい。
お二人が仲が良いので、元漁師さんにからかわれたのではないですか?
1日中誰にも会わず一人で歩いている自分は熊鈴だけが頼りなのですよ。
甘納豆
2012/10/28 07:47
あつこさんへ 
猟師は、相当昔は、「クマを捕って売れば、半年は暮らせた」
とおっしゃっておりました。クマノイ(熊の胃?)など相当効果だったとは。
ちなみに二日前にも麓から登ってきたそうです。
見習わねば…(笑)
本読みと山歩き
2012/10/28 08:17
つれづれさんへ
このコース、王ヶ頭から山本小屋から60分強は草原の広い道(最後の写真)と断崖沿ではありますが、平坦な道です。
が、王ヶ頭からの王ヶ鼻間のトラバース道は100〜200m下って崖の細い道をあるくちょっとだけ登山道っぽくなります。
ファミリートレッキングからはずれたコースだったようです。(笑)
王ヶ鼻からは槍ヶ岳や常念岳は松本平を挟んで真横??ですから、めちゃくちゃかっこ良く見えました。
おススメの展望です。
本読みと山歩き
2012/10/28 08:28
甘納豆さんへ おはようございます。
ここからの景色は雄大です。視界の広いと心も広くなりますね〜。
からかられた? そうかも知れません。
一人の時は特にクマ鈴は必需品ですから! 
真偽のほどをお仲間にお聞きいただけないでしょうか!?
心配でおちおち歩いておれません。(笑)
本読みと山歩き
2012/10/28 08:42
おはようございます。
美ヶ原は旅行などで何回か行っているのですが、頂上である王ヶ塔が記憶にありません。すばらしい眺望ですね。また、行きたくなりました。今度はハイキングで。
熊鈴が役に立たないのでは困ります。今年は熊の出没が多いようで単独登山には不安があります。地元丹沢も出ていて、心配なので熊出没情報ブログで見ています。
カスミッシモ
2012/10/28 09:04
カスミッシモさんへ おはようございます。
王ヶ頭は、ホテルの裏側にひっそりとあります。
でも、ここには写真のような立派な石碑もあり、御嶽教関連の祠もあるんです。
毎年、行事が行われるようです。
 レッキングコースでなく、遊歩道なら、山本小屋からは60分で、美ヶ原駐車場からは20分でいけますので、ぜひご訪問を!
熊には気を付けてください。(笑)
本読みと山歩き
2012/10/28 09:16
美ヶ原で、展望を楽しまれて良かったですね。美ヶ原というと車で入れる山というイメージがありますが、2000m峰で、展望は抜群ですね。機会がありましたら、南東の茶臼山あたりに足を延ばすと、人もまれな静かな歩きになります。また、北西の武石峰(これは一等三角点ピークです)の山頂からは、アンテナを立ち並べた王ヶ頭が宇宙船のように見えます。
熊との異常接近は、これまでにも数回ありますが、飯豊あたりの熊撃ちの入る奥山の方が、むこうから逃げてくれる感じがします。里山から人里にかけて出没する熊の方が危ない気がします。熊スズは、この季節は、とりあえずつけています。いつもはうるさいのでつけていませんけど。北海道の山で、行きに無かった熊の糞が、帰りには、登山道の真ん中に落ちていたのは、さすがに怖かったですね。利尻島や佐渡ヶ島に熊はいませんが、それでもスズをつけている人は、何を考えているのでしょうね。
さすらい人
2012/10/29 18:15
今晩は。
ここからの雪の北アルプスの展望は最高に良い所と思います。冬にばかり登っていますが病み付きになる景色ですね。
熊さんには5mくらいの至近距離で出会った事があります、暫くにらめっこをしていたら熊さんの方が逃げて行きました。急いでカメラを出して撮って見ましたが、少しブレてしまいました。
インレッド
2012/10/29 20:11
もう、唐松紅葉していますね。
八ヶ岳はまだまだでした。こんかい斑尾の唐松もみてきたのですが、
まだ紅葉には早かったようです。
もうずいぶん前ですが、王ガ頭で「きれいな唐松ですね。」って言ったら
「今年はあんまりきれじゃない!」って言われたのですが、
今年は黄金色に輝く紅葉だろうと一人で思っています。
さえ
2012/10/29 20:56
雪化粧したての北アルプスが綺麗ですね〜
良い時期に行った訳ですね。。。
王ヶ頭は我が家のワンコが唯一踏んだ百名山です。
また雪が積もった時に歩いてみたいな〜と思っています。
トラバース道は我が家にある地図では破線になっていますが
歩くのに問題はありませんでしたか?
熊の心配はあるのでしょうが・・・(^_^;)

いつか奥様と一緒に歩かれている時にバッタリしたいですね〜
mikko
2012/10/29 22:19
さすらい人さんへ (システムメンテナンスに時間がかかっていましたね〜)
北西の武石峰も行こうと思ったのですが、奥蓼科の横谷溪谷の紅葉が美しいと地元の方に聞いたので、そちらへ行ってしまいました。
熊の糞の話は、おそろしいですね〜。
私はまだ、遭遇したまたはそれに近い経験がないので、想像するだけで怖いです。
本を読んだり、こんな方のお話を聴いたり、恐さだけが先行しています。
本読みと山歩き
2012/11/05 21:42
インレッドさんへ
インレッドさんの「雪の広野」は私がもっとも好きな記事です。
王ヶ鼻ではそれを思い出しながら、雪の北アを眺めていました。
冬もスノシューで歩いて見たくなります。
1月中旬を過ぎると、この辺りの熊も冬眠するようですから、安心です。(笑)
本読みと山歩き
2012/11/05 21:45
さえさんへ
籾糠山を見逃しましたが、こっちのカラマツ黄葉は見ることができました。
でも、おじあん曰く
「カラマツは散り際が、黄金色で美しいのじゃ〜、まだまだ早い」
と言われました。そういわれてみると、そんな気がします。(笑)
麓にも紅葉前線が降りてきますね〜。これからは低山が楽しみです。
本読みと山歩き
2012/11/05 21:49
mikkoさんへ
トラバース道は、問題ありません! 
写真の通り、道標もしっかりしています。ガレ場が何か所かありますが、そんなのはふつうの登山道でもありますから、靴さい登山靴なら問題ありません。
なにより、超初心者の妻が歩けているのが、よい証拠です。(笑)

来年は八ヶ岳あたりで、お会いしたいですね〜〜〜。私はmikkoさんが分かりますから、こっちからお声掛けします。(笑)
本読みと山歩き
2012/11/05 21:54
熊のお話、とても面白いですね〜。
美ヶ原もいいですね。こんな季節にのんびり歩いてみたい♪低山の紅葉はまだまだ先になりそうですね(^^)。
やまや
2012/11/06 00:20
熊鈴はアラスカ辺りでは「ディナーベル」って言うらしいです。ご馳走がチリンチリン鈴を鳴らしながら近づいてくるのを熊はただ待ってればいい。舌なめずりしてたりして。(新聞に書いてありました。)
美ヶ原のトレッキングコース素敵です。我が家も行ってみたいなぁ。
うしこ
2012/11/06 05:20
やまやさんへ
熊の話は、おもしろいし、恐いです。
岩を登るクライミングのやまやさんには無縁の話しかもしれません。(笑)
これからは、我らの“みろくの里”の紅葉もたのしみですね!
本読みと山歩き
2012/11/06 19:58
うしこさんへ
ディナーベルですか!? 
(ちょっと調べたら)カナダでも、ジョークでそう呼ぶそうですね。
しかし、うまいこと言いますね〜。
ただ、北米にいるのは、グリズリー?などの凶暴なクマですから、確かに効果がないかもしれません。
日本の本州にいるツキノワグマは、基本的には臆病なはずなので、クマ鈴は効果があると思っているんですがね〜。
北海道のヒグマは、グリズリ―同様に荒っぽい性格なので、「ディナーベル」になってしまうのかもしれません。(笑)
これは、たいへんおもしろい話題なので、もう少し調べてみます!!

このコースはご家族にはお勧めです。御在所を元気に歩かれるご家族なら、物足りないと思いますが…。
王ヶ頭にあるホテルに泊まると、朝夕の壮観や満点の星空もゆっくり見ることができ、それはそれは感動的で、心が洗われます。
本読みと山歩き
2012/11/06 20:13
こんにちは。
コメントありがとうございました。
私は、のんびり過ぎるブログでして・・・失礼をお許しください。

本読みと山歩きさんのブログは
いつもの事ながら写真が綺麗です。
素晴らしい眺めですね。
3枚目の写真の岩が、何故か私には
山を登っている昔の人に見えてしまいました?
熊は怖いのですがご夫婦で会話をしながらって
素敵です。
また、参考にさせていただきます!(^_^)!

yu-ari
2012/11/10 16:03
yu-ariさんへ
ブログは自分日記ですから、書かねばとか、そんな強迫観念(笑)に捕らわれて、書いているとおもしろくありません。
一回だけ、毎週書かねばと、無理やり?山を歩いてたりして、記事を書いた時がありました。これこそ、本末転倒ですね!!??

ここは、景色はほんとうに良かった。安直に行けるので、あっけないですが、このコースなら多少、山歩きを楽しめます。
3枚目は、不動明王さんか、お偉い坊さんの石造でした。
御嶽講の場所ですから、きっと御嶽山を眺めているんでしょう。
ぜひ、一度、ご家族でご訪問下さい。
本読みと山歩き
2012/11/11 17:43
こんばんは
アラスカばかりではなく、秋田の猟師さんたちは、クマ鈴は『ここに美味しい物があるよ!』と呼ぶ音だと言っているようです。
じゃー彼たちはどのようにして山に入るかと言うと、鋸をしなわせて弾いて音を出す、その金属音をクマが嫌うそうなんですよ。
本州のツキノワグマは、人間の存在を教えるだけで、クマの方から遠ざかると思っていますので大声でラララ〜ラ♪〜(笑)
それにしても好天に恵まれて、展望が素晴しいですね!
リッキー
2012/11/15 22:43
リッキーさんへ おはようございます。
秋田の猟師さんもそういうんですか!!???
鋸のしなる音は、人間も相当いやですから、クマには効くかもしれません。
そんな音が鳴る道具が出来るといいですね〜。
「山でクマにあう方法」を読んだら、やはりツキノワグマは臆病なようですね。
せいぜい、驚かさないようにせねば(笑)
本読みと山歩き
2012/11/17 06:47
クマ鈴は役に立たない??
おしゃべりしながら歩くのが一番なんですね。
最近やたら「クマ出没注意」の看板を見ます、会いたくないですね。

美しヶ原の紅葉も綺麗ですね〜
今年は紅葉を見ずに秋が終わってしまいました。
来年は紅葉のアルプスを歩いて見たいです♪
みかん
2012/12/29 00:55
みかんさんへ
「熊鈴は役に立たない!?」とはこの元猟師の御言葉です。
その後の、皆様のコメントを聞いているとあながち外れていないようですが…。
用心にこしたことはありません。

紅葉の鈴鹿もよいですが、アルプスの中腹あたりは標高もあるので、寒暖差がありますから、紅葉も綺麗なところが多いですね〜。
私も来年は、そろそろ涸沢をみたいなと思っております。
本読みと山歩き
2012/12/30 12:24

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