本読みと山歩き

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zoom RSS 『山からの絵本』〜辻まことワールドとセカンドキャリア―

<<   作成日時 : 2013/10/19 15:34   >>

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昔、山の文芸誌「アルプ」というのがあって、著者はしばしば、この同人誌に投稿していそうだ。
その当時から、山やスキーを題材の画文が多く、その独特の雰囲気は、まさに「辻まことワールド」だった。
私が、この世界に触れるのは、この本で3冊目、この本は彼の代表作の一つでもあります。


画像




「木石亭」
「越後の国境を越えて…ずっと藪漕ぎが続いて・・・1本の樺の木と大きな岩があった。
誰もみていないからすっぱだかのままで・・・夕日に向かって「ウォーッ」・・・液体を用いて空中に放物線・・・
グラスにウイスキーをつぎ身体の内側の皮膚を拭く・・・なんたる愉快」


ラフでありながらなにか雰囲気のある絵、
我々ではなかなか体験できない破天荒な山生活を小気味よい文章で仕上げています。
一方で、その底流にはなにやら虚無感が漂っている
ダダイストの父親の影響がこんなところにも反映しているのでしょうか?

ツブラ小屋という名の小屋が、西湖のほとりにあった。昭和十年代、湖畔の村からはボートで渡ることから「隠れ人の小屋」と言われたそうです。
十畳のは部屋が一つだけ、中心に囲炉裏があって、台所は一間半、食堂も兼ねている。
湖が見えるベランダもあった。
仲間とよく行き、昼間はテンでバラバラ、キノコを探しいってはクマに怒られ、三本脚の狐伝説に出合い、ムササビと遊び、飯ができると信号旗を掲げ、夜はギラーを奏で酒をのみ、夏はベランダ、冬は囲炉裏端でワイワイ
・・・そんな小屋での画文など盛りだくさん。

私も将来は、
山を背景にした小さな町に住み、日本の四季を感じながら、好きな仕事をしならが、ゆったりとしたスローキャリアライフを過ごしたい。
自然やその地に育まれた文化に関する資格をとって、それを“都会人”に伝えたい
と数年前(特に欧州駐在員時代以降)から思うようになりました。

現在は、「自然観察指導員」ですが、これは資格ではありません、自然に関する資格を取得すべく、
その為の勉強と試験に向かって、ちょょっとづず歩を進めています。
住む場所は、諏訪か茅野あたりが良いな〜 と思っています。
山(特に八ヶ岳)に近くて、窓からは山々を見渡せ、病院や行政も近くにあり、住みよい街が良いですね。
ほんとうは、歩いて山や自然の懐に行ければいいのですが…
諏訪も茅野もすでに何度か下見に行っています。
一時的に訪問するのと住むのとでは、勝手が違いますから、まずは週末に通うことから始めることに
なるでしょう。
さらに、そんな場所で、著者のような絵、自分らしい絵が描けるようになるといいな〜と憧れるわけです。

<昨夏泊まった八ヶ岳のペンション、こんなイメージで平屋の家が良い>

画像

といっても、10年くらい先の話です。
ちょっとづつ、そんなことを妻と夢想しながら、なにげに準備をするのも楽しいものです。
人生は山あり谷あり、物事そんな順調に進むものではありません。
さてさて、「辻まことワールド」とは違う、「自分ワールド」の夢に近づいていけるか!!?? 楽しみです。


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コメント(26件)

内 容 ニックネーム/日時
なかなか味わいある絵ですね。私も好きです。
セカンドライフ、セカンドキャリヤ、やっぱりみんなそろそろ考える頃のようですね。私もそろそろ真剣に考えてます。まだまだこれから長い人生ですからね。
あつこ
2013/10/20 07:41
あつこさんへ
味わいがあるでしょう? よく見ると、線も色もたいへんシンプルなのです。
セカンドキャリア―(セカンドライフより)か!いい言葉ですね〜
(副題にその言葉をいただきます)
ちょっとでも自分の好きな事をして、好きな事のキャリアーを活かして、生活したいですね〜
実現したら、あつこさんもご招待しますよ! 
本読みと山歩き
2013/10/20 08:10
わ〜〜諏訪か茅野!!!
私もUターンして八ヶ岳の麓に住みたいです。縄文人が生活した所で八ヶ岳と富士山を見て野菜を育てて暮らしたい!!
その時は、本読みさんよろしくお願いします(笑)
いつこ
2013/10/20 15:03
いつこさんへ
諏訪ですかね〜 やっぱり諏訪!!??
温泉付きの中古家もあるし、山に囲まれているし…街ですし…。
尖石を始め縄文人がすんでいたということはやはり住みよい場所だったのです!
最古の国宝「縄文のビーナス」とも一緒に居たい!(笑)
その時が来たら、もちろん、いつこさんを招待いたします。
本読みと山歩き
2013/10/20 16:50
「辻まこと」良いですね〜♪いつかじっくり読んでみたいと思っています。
本読みさんは「日本自然保護協会」の自然観察指導員ですか!⁉僕は「自然体験活動指導者(CONE)」の指導者として、自然の家で活動の機会を戴いています。是非「自然の家」の活動にもご参加下さい !!みろくも古代から住みよい所ですしね♪
やまや
2013/10/21 19:54
私は信州生まれですから、将来の活動のステージを諏訪か茅野か
と考えていらっしゃると知り、素直に嬉しいです(*^_^*)
心から応援しています! ガイドの最初のお客様になりたいな。
縄文のビーナス!至宝ですね。何かあると思い出す私の大切な
永遠のお母さんです。
辻まことさんと同時代に、アルプを支えた人に、畦地梅太郎という人が
いました。
今、私は、その方のアトリエ兼住まいだった、あとりえ「う」の近くに
住んでいます。作品も何点か持っています。
こちらもアルプの時代への想像をかき立ててくれる暖かい絵と文ですよ。
どうぞ、覗いてみて下さいね。
Tao
2013/10/21 22:47
やまやさんへ
「日本自然保護協会」です! 
指導員はいろいろあるようなので、CONEを含めていろいろ勉強せねばなりませんね〜
最近も東京の友人が「グリーンセイバー」資格のパンフレットをくれました。
そうですね!「みろくの里」も古墳時代からの住みよい場所だったんでした!
諏訪や茅野とよ〜く比較してみます。
本読みと山歩き
2013/10/22 06:08
Taoさんへ
信州いいですね〜 課題は“都会人”の私に厳しい冬に耐えられるかどうかです。
夏と冬で分けて住むという手もあります。(がお金がかかります)
 縄文のビーナスはいいです。あの独特の曲線美があの時代にあったのかという驚きとそこから来るであろう、雰囲気の良さが好きです。数ある国宝の中でも相当好きな部類にはいります。
畦地梅太郎! まさに今、ヤマケイ文庫の『山の目眼』という本を読んでいます。
これまた、独特の世界観があって、興味深い!
アトリエがあるのですか、それはぜひ、覗いてみたい。
本読みと山歩き
2013/10/22 06:31
 地味なようですが広大なロマンですね、実に羨ましい。自分は動けるうちは山に行き、動けなくなったら家でのんびりごろごろ、実につまらない妄想です。前提として死ぬまで元気で山歩きしていると言う勝手な思い込みです。自分は絵心なぞ全くありませんが、気に入った景色を日がなスケッチしている、そんな姿を理想としています。
甘納豆
2013/10/22 11:48
私も以前より子育ても終わって仕事もやめたら信州に移住したいと思っておりました。松本近辺を考えておりましたが、諏訪と茅野も視野に入れて計画を練り直してみます。(^_^)こういうった計画を練っている時間がまた楽しいですよね。
KURI
2013/10/22 17:41
諏訪いいですね。私も大好きです。
この間の連休に北横岳に登ってきました。本読みさんの愛する八ヶ岳(の裾野)も、御嶽も乗鞍も槍ヶ岳もばっちり堪能してきましたよ。
うしこ
2013/10/22 22:09
辻まことさんの世界素敵ですね〜
こんど書店で探してみようかな。。。

“セカンドキャリアー”
良い表現ですね。
まだまだ先の事なんて思っていたら
我が家も10年を切ってしまいました。
我が家は岩手と東京と沖縄の三重生活が夢ですが・・・
これも資金的に厳しい!!(笑
お互いにゆっくりと準備を進めましょう!
mikko
2013/10/22 23:20
甘納豆さんへ
やはり、″死ぬまで元気で山歩きしている”が一番ですね〜
甘納豆さんなら、できそうな気がします。
“気に入った景色を日がなスケッチ”もできるとなると良いですね〜
台風通過後は秋の越後をお楽しみください。
本読みと山歩き
2013/10/26 07:51
KURIさんへ
松本近辺も良いですね〜
駅前の小林ソバ屋ってまだあるかな〜 毎日食べれれば幸せだな〜
話題を本題に戻して…(笑)
計画を練っている時が一番幸せかもしれません!!!!
本読みと山歩き
2013/10/26 07:56
うしこさんへ
北横岳に行かれましたか!
それなりに簡単に歩けて、それ以上の展望が最高ですよね!
あの曲線美がたまりません!
北側からはこの山ですが、南側から平沢峠あたりからの曲線美もそうとう美しい。
車でいけますので、ぜひご堪能ください。
本読みと山歩き
2013/10/26 08:01
mikkoさんへ
夏は岩手と秋と春は東京と冬は沖縄の三重生活が良かありませんか!
私も、冬は尾張、春夏秋は八ヶ岳山麓というのが理想ですね〜
お金をかけずに実現できる方策を考えながら、ゆっくりと計画を練ってまいりましょう!
KURIさんじゃないですが、計画を練っている内が楽しいかもしれません。
辻まことさんはヤマケイ文庫の最新刊です。
ぜひ、手にとって、絵だけでもパラパラと立ち読みしてください。(笑)
本読みと山歩き
2013/10/26 08:06
寒波到来の昨日、岡谷へ里帰りしてきました。
帰りの特急の遅れの10分がものすごく寒かったです。

八ヶ岳田舎暮し移住のススメ MORISH COUNTRY
偶然みつけたブログですが、移住したくなるを超えて移住しようになるブログです(笑)本読みさんも読んでみて!!
いつこ
2013/11/13 13:04
いつこさんへ
おススメブログ読みました。カラマツのデカい写真が美しいですね〜
「移住します」っと言いたくなりますね!
「人生一度きり」が心に響きます。
岡谷もいいですね。 浮気心に揺れています。(笑)
本読みと山歩き
2013/11/16 06:47
本読みさん、うちとお考えは同じですね。
もっとも一足お先にです。年齢的にぼちぼちの時期なので、当分は行ったり来たりです。私は原村の見学会に行きました。茅野もやってますね。
詳しくは別ブログがあります。
http://iroironikki55.blog71.fc2.com/
さえ
2013/11/26 09:14
さえさんへ
おお〜 原村ですね! いい処です。
薪ストーブも憧れで、自宅で薪割して冬を過ごす…いいですね。
季節を感じて生活できることが、雄大な景色を眺めながら生活できることが、都会人の憧れなんですよね〜
住んでみると、たいへんな事がたくさんあるんでしょうが…
原村日記、時々覗かせていただきます!
本読みと山歩き
2013/11/30 06:44
秋眠や何やでご無沙汰しておりました。
本読みさんの年代はセカンドライフを考える時期ですね!
過ぎ去ってみれば、団塊世代の私も、同年代頃に四季を感じ土と営む、田舎暮らしや自然に囲まれた原村風の生活に無性に憧れました。
仲間でも、ナチュラルな生活を実現した人がいましたが
時がたち現在になってみると元の都会生活に戻っています。
非日常的な場は山歩きや菜園生活レベル程度がバランスが良いようです。

前記事の、穂高涸沢カールの紅葉素晴らしいですね!
私も5年ほど前に同じ時期に涸沢テント場でテント泊して
錦絵のような紅葉に感動したので思いで深く拝見しました。
おでんも食べましたよ!
後にも先にも、涸沢以上の紅葉はないと思っています。
清兵衛
2013/11/30 15:30
清兵衛さんへ 
団塊世代の皆さんは、我々の世代よく、よく働いてらっしゃったので、より自然への憧れが強いのかもしれません。
でもやはり、思っているのと実際とは違うもので、なかなか難しいんですね〜
田舎ぐらいの定着率は50%程度だと聞いたことがあります。
自分にあうかどうかは、週末訪問ぐらいから徐々に考えて行こうと考えています。
とはいっても、えらい先の話ですが・・・

涸沢紅葉は2度目ですが、やっぱり綺麗だった、麓にテン泊すれば、ゆっくりと見ることができます。場所もヒュッテの奥側だと人もあまりいなくて、あの手はいい方法です。
ときどきは、非日常の世界にひたるために、行きたいと思いました。
本読みと山歩き
2013/12/01 07:02
ブログを覗くと 日本各地で頑張っている里山を愛する人が
沢山います。 
夢を抱えて自宅との往復の日々の暮らしです。
自然と共に暮らす夢の実現をかなえていく姿を観て愉しくなります。
信州で暮らす夢の実現に向けて 頑張ってください。 
ログの大好きな徳さん
2013/12/01 22:50
ログの大好きな徳さんへ
おはようございます!
徳さんは私の一歩も二歩も先を歩いています。
自然と格闘しながらログハウスを造る徳さんに一歩でも近づけるように
がんばります。
まだ、ちょっと先だと思っていますが、案外早く来てしまうんだろうな〜
本読みと山歩き
2013/12/02 06:31
こんにちは。
自然観察指導員・・多分去年の立山のホテルで夜講演を聞いた方がそうだったと思います。立山の成り立ちとか氷河の話を自分で撮影されたスライドで見せていただきました(^^)v
専門家?と思えるほど詳しい知識をお持ちの本読みにはぴったり!ですね。
長野県は自然はもちろん、どこか芸術の香りもして・・いい所ですよね〜
いろんな所に行ってますが、岡谷から松本まで下道を走った時も、広々した里山の風景が素敵でした。
田舎暮らしは本気で考えてらしたことだったのですね。
その自由が羨ましいです(^_-)
これからの記事が楽しみ〜♪
つれづれ
2014/02/07 16:14
つれづれさんへ コメントありがとうございます。
本気ですよ〜 でもだいぶ先の話です。
自然に親しめて、自分の好きな仕事ができて…そんな生活がしたい。
でも、都会人は所詮都会人で、便利にならされていると、自然ぐらしになれるのはたいへんなんでしょう。
よって、
半分は都会で、半分は田舎ぐらし…まさにつれづれさんの生活そのものではありませんか!
自然観察指導員は、講習さえ受ければ誰でもなれます。どこまでやるか、あとは自分次第です。
本読みと山歩き
2014/02/08 14:53

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