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zoom RSS 『山の眼玉』〜畦地梅太郎ワールド

<<   作成日時 : 2014/07/13 14:07   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 11 / トラックバック 0 / コメント 10

「夜中ごろ炬燵の火が消えてのか冷たくなった。夜具が軽いので触ってみたら、一枚しか着ていなかった。
…冷え切った大気の中に星だけがまたたいていた。明日も上天気だ。」
文章が短く、端的で、素直にご自分の言葉で語られる素朴さ、なによりもその版画の独特さが魅力的な方だ。


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ときに、その表現にはっとさせられる。
「(守屋山から)八ヶ岳も、蓼科も、霧ケ峰も美ガ原も寒々と雪を輝かし、巍然(ぎぜん)として真一文字にならんでいた。」
「(八ヶ岳麓の小屋) 古びた建具、雨漏りのしみ込んだ壁、風鎮の揺れで弓を描いて傷つけた床の間の壁・・・」
観たままをそのまま素直に書かれているのだが、細かい描写がよりリアル感を増す。
まるで、その場に居て同じ目線でみているような錯覚にとらわれる。

最近は、仕事もプライベートもなんだかだで、忙しい。 今日は久々に時間ができたが、雨 (泣)
天気をうらめしく思いながらも、山歩きは諦めた。 家の中から裏山を眺め、コーヒーを飲みながら、
今はウグイスの前奏が美しい! ピヨーホケキョ ホケキョ の四重奏 時にはヒガラの美しい囀り混ざる。
そんな中で、こんな本を読んでいる。

短編の『登山と読書』
「風雨にあい、山小屋で休養することがあっても、周辺の環境が、本を読むには不向きなようである。・・・時間に余裕があって草原に寝そべって、本など読めば楽しいだろうと思っている。
最近は、そうした肩の凝らない、楽しい登山をしてみたいものだと思うようになった。」

草原で寝そべってまではいかないが・・・ 梅雨の時のこんな休日もまた 良しと 思うことにしました。
そんな日におススメの本です。

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コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
特に最初の文章が好きです。昔読んだ西条八十の詩をちょっと思い出しました。
あつこ
2014/07/14 07:06
あつこさんへ
西条八十さん、詩人でしたっけ? 不勉強であまり深く知りません。
文章は言葉を選んで、文脈を考え、心に響く…
そんな文章は読んでいても気持ちが良いですね。
そんな文章を書けるようになりたい。
今夏は、帰国しないのですか? またお会いいたしましょう!
本読みと山歩き
2014/07/15 06:23
今晩は。
雨の日も傘を差しながら、雲の中を歩くのも梅雨らしくて良いものですよ。前回は下山して車の中でコーヒーを飲みながら2冊も読んでしまいました。
インレッド
2014/07/16 21:03
インレッドさんへ
晴耕雨読が、それも雨読を自然のなかで出来ると良いですね。
私も自分の移動書斎を持ちたいものです。
山歩きも「雲の中を歩く」と思えば、また楽し でしょうか。
その境地にいたるには、まだまだ修行がたりません。
本読みと山歩き
2014/07/17 06:09
こんばんは。
今一番忙しい年齢だと思います。マイペースでおやりください。
私はじっとしているのが嫌いな性分なのでしょうか、なかなか本を読みません。読めるようになると良いのですが。
カスミッシモ
2014/07/18 21:44
カスミッシモさんへ
私も外に出て、緑の中でフレッシュな空気で深呼吸するのが大好きなのですが、
世の中思うに任せず。
本を読むのは、山歩き同様に 自分の知らない想像の世界へ浸ることができるので、
これまた好きです。
マイペース、マイペース・・・ ありがとうございます。
本読みと山歩き
2014/07/19 09:55
山の魅力は山登りだけではありません。
働き盛り、体調不調、故障、加齢・・・、山を知った者には、
それなりに憧れと渇望、かけがえのない思い出に浸れる楽しみ
があります。だからガッカリなさらないで下さい。
「山の目玉」近所の畦地さんの”あとりえ・う”で買い求めた
私の愛読書です。あの著名な山岳雑誌「あるぷ」終刊30周年を
記念して再出版されたものですから、長年、その表紙絵を担当
なさっていた畦地さんにも思い入れの強い刊行だったのでしょう。
文庫本なのに、彼の代表的な版画16と彼の挿絵がたっぷり
詰め込まれた47編の山岳紀行が掲載され、とてもお買い得
豪華な一冊になっています。
テンポの良い直裁な文章に人柄を感じますね。
Tao
2014/07/21 13:20
Taoさんへ
まさに、“人生は山あり谷あり”で、仮に谷にいてもいつかは尾根にぶつかり、さわやかな稜線に出れると思っています。
それにしても、
畦地さんの作品は雰囲気がありますね〜 そのアトリエにもぜひ行ってみたい。
 「岳人」が9月にリニューアルします。その表紙に畦地さんの作品が毎号載ることになりましたね!
さすが、見る目があるモンベルさん! 毎号買ってしまいそうです。
本読みと山歩き
2014/07/26 07:14
とても味のある「山男」たちが登場しますよね♪こんな友達もいるし、もしかしたら僕のことも見透かされているような…、なんてね(^^ゞ。これを拝見したので、アップしてなかった写真を載せたくなりました。
やまや
2014/09/08 19:34
やまやさんへ
山男はみんな味がありますね〜 
確かに、やまやさんの友人にたくさんいそうです。
この本に書かれたような、山の世界に浸りたいのですが…まだまだ先にとっておきます。
ぜひ、その写真を載せてくださいな!
本読みと山歩き
2014/09/13 06:16

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