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zoom RSS 『標高二八00米』〜山岳冒険(恐怖)小説と恐怖体験

<<   作成日時 : 2013/08/25 15:37   >>

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題名で購入してしまいました。 大藪賞受賞作家の樋口明雄さんの短編山岳恐怖小説です。


標高二八〇〇米 (徳間文庫)
徳間書店
2013-07-05
樋口明雄

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・山荘の幽霊にまつわる殺人事件、
・鹿神様を誤って撃ってしまった猟師の禊、
・自分の子供の空恐ろしい恐怖の世界に入ってしまった両親、
いろんな短編がありますが、すべてホラーです。

本題になっている「標高二八〇〇米」は、舞台が北岳でした。
北岳といえば、北岳肩の小屋で読んだ「マークスの山」を思い出しました。あれは重厚なサスペンスでしたが、これはホラーです。
『 「目がおかしくなったみたい。景色がぶれて見える」−北岳山頂に立った時、息子・涼に高山病の兆候が見え始めた。
途中で立ち寄った山小屋(白根御池小屋)には誰一人としていなかった。いったいこの山で何が起こったのか――? 想像を絶するカタストロフィ… 』
通勤電車で読んでおりましたがので、山の中で夜ひとりで軽く読むと ちょっとおもしろいかもしれません。

話題閑休・・・(樋口さんゴメンナサイ)
山での恐怖体験というと、山でそれも夜に一人きりになった時に限ります。(笑)
私は2つ経験しています。

一つは、白神岳の麓でテントを張った時です。
なぜか、秋の夕暮れ、独りでした。 管理棟で受付をすませ、テント場にいったら誰もいません。
白神山地は世界遺産なので、周辺にあまり人がいません。遠くの管理棟に人はいたはずですが・・・。
夜は当然のように暗い。ログハウスもあるキャンプ地なので、遠くに光はありました。
真夜中の丑三つ時に、遠くの方から大きな動物の気配がします。
ガサガサっと樹林帯をかき分けて近づいてくるのです。 それも複数!!明らかに歩いています!
恐くて怖くて、ライトをつける気も起こらないです。
明らかにテントの真横まで来ました。 
ギョエー怖い!!!と思いつつシュラフにくるまり、微動だにせずにひたすら恐怖に耐えておりました。
しばらくするとその気配は消えました。 なんだったんだーーー!
画像

もう一つは、(以前も書いた気がするが)屋久島の淀川小屋でのことです。
この日は、宮之浦岳を歩こうと淀川小屋に夕方入りました。
小山の前には、大勢の人が休んでおり、「さすが屋久島 平日でもたくさん人がおるな〜」と思っていたら、全員が下山者で、結局その夜は私 一人!!!
夜、小屋はもちろん周辺には電燈もなく真っ暗、恐ろしげな獣の声しか、聞こえません。 
ホウホウ、キーキーとか・・・
この辺りは国立公園、世界自然遺産、キャンプ場など近くにはなく、明らかに人類は私だけしかいない。
この孤独感からくる寂寥感は、恐怖心・・・背筋がぞくっっと・・・
そんな時、周辺からカサカサという紙かビニール袋をこすったような音が聞こえ始め、それがだんだん自分に近づていくるのです・・・
恐くなって、マグライトを付けたら・・・ギヤー・・・誰もいないのです! 
画像 画像

この世にお化けなんといないと私は思っております。恐怖心が、想像力豊かな人間に、いろんな妄想をさせる。そう、思っています。 そういう意味では「人の心」にいるのでしょう。
その恐怖心を振り払えることが出来れば・・・いつでも冷静沈着に・・・おそろしい事なぞなにもない。
・・・そんなことは無理だし、そうなったらその人は「人でなくなる」ということ・・・世の中おもしろくなくなるだろうな〜とも思います。
暑い夏夜、そんなことを考えておりました。(上の2現象の正体の推測は後程)

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コメント(14件)

内 容 ニックネーム/日時
今晩は。
マークスの山は読みましたし、映画も見ましたが、何か良く解らない内容でした。
山での怖い記憶は私も沢山あります。御嶽山で前日に車中泊しましたが、夜に犬の声が聞こえて良く眠れませんでした、翌朝水場で炊事の仕度をしていたら、テン泊の方に「昨夜見ましたか」と聞かれました。夜中に犬が吠えていたのはその方が連れて来た犬が火の玉を見て怖くて吠えていたのだそうです。もう一人のテン泊の方も火の玉を見て怖くて布団にくるまって震えていたそうです。私は見なかったのですが、私の車には日光二荒山神社で貰った魔よけのお守りがぶら下がっています。私はその為火の玉が私の所には現れなかったと思いました。、後で南極越冬隊長の方の本を読んだらその方もそこで火の玉を見たと書いてありました。御嶽山はあそこで死にたいと思う方が多く、焼き場もあります。その為なのかも知れません。やはり御嶽山は信仰の山で、物見遊山で登る山ではないなー と其の時思いました。
インレッド
2013/08/25 19:23
インレッドさんへ
こんばんは〜
インレッドさんなら、いろんなご経験がありそうですね。
御嶽山といえば、西丸震哉さんもここの「火の玉」を見たと言っていました。
犬にも見えますか〜 それは本物!?かもしれません。
動物は感受性が日本の数百倍はありそうですから、当たり前のようにみえるんでしょうか? だとすると、犬にはなりたくない。
御嶽山は身近な山なので、天気が良ければ濃尾平野から眺めることができるほどです。
近いうちに、“濁河温泉から御嶽を歩こうっ”と思っていたのに、これでは歩けませんよ〜
本読みと山歩き
2013/08/25 20:17
 小学3年生の頃、夜中にふと目が覚めたら、誰かが玄関の鍵をガチャガチャやっている。なぜかその鍵がやぶられて誰かが扉を開けてすり足で家の廊下を歩いて来る。居間のふすまを開けて、こたつの脇をすりぬけて、そして次は私の部屋のふすまを開けようと手をかけた。というところまですべて物音での私のイメージ。
 でも結局ふすまは開くことなく、その後はただの静寂。冷や汗びっしょりで布団にくるまる私は恐怖で気を失いそうでした。
 今でもあれは夢だったのか現実だったのかわかりません。
 本読みさんの「正体の推測」が楽しみです。(^_^)
KURI
2013/08/25 22:09
好奇心も読書欲も旺盛な私ですが、ホラーやサスペンスが
大の苦手です。
山歩きさんが紹介して下さった本は殆ど読んでいますが、
(一番最近ではSORA)この短編集はパスです!(^^)!
私も心臓の鼓動が聞こえ、息もできないような目に沢山、
であいました。山での恐怖感は、格別ですね。
今でも、はっきり思い出せるほどの緊張、凍った時間。
種明かし、楽しみにしています。
Tao
2013/08/25 23:24
KURIさんへ おはようございます。
夢か現実か、わからないという意味では私の体験も同じです。
その体験、ご自宅なら相当怖いですね〜 脳裏に焼き付いて、当分な間その部屋で眠らなかったことでしょう。おお 怖い〜〜〜〜。

最初の白神山地での体験の正体は、おそらく猿だと思います。
熊の可能性もありでしょうが、熊なら息遣いが聞こえそうだし、テント周辺をもっと物音を立てて物色しそうなものです。
賢い猿が故、ちゃんとテント周辺を観察して、なにもないので森へ戻って行った感じがしましたので、きっと猿でしょう。
熊だったら・・・ああ 恐〜〜
本読みと山歩き
2013/08/26 06:01
Taoさんへ おはようございます。
「紹介した本をほとんど読んでいる」!それはそれは。
面白い本と面白く無い本がありますので、ぜひ面白い本だけを読んでください。
推薦する本は、それなりの書き方をしております。(笑)
SORAは推薦本です。ちょっとマニアックですが…。
 TAOさんは、たくさん怖いご体験がありそうです。一部はブログに書いていただきましたね。こういう怖い“思い”をしただけでなくですから…

さて、二つ目の淀川小屋での体験は、ヤクネズミです。
可能性はヤクシカとヤクザルかヤクネズミです。屋久島にクマはいません。
明らかに音は私の近くまで近づていたので、小動物としか考えられません。
ということで私の推測は“ヤクネズミ”です。
もし違ったとしたら・・・森の精霊!?に違いありません(笑)
本読みと山歩き
2013/08/26 06:14
京極夏彦の怪奇現象が発端となる推理小説の主人公京極堂の「この世には不思議なことなど何もないのだよ」という決まり文句をまず紹介した上で、私の怖かった体験談です。
10年ほど前、群馬・長野県境近くの諏訪山に登りに行ったことがありました。神流川沿いの国道を走っていると、御巣鷹の尾根への案内や遭難慰霊施設が現れて、日航ジャンボの墜落現場がこの近くであることを知りました。その晩、いつものように車の中で寝ましたが、4月初めにもかかわらず、みぞれになってしまいました。濃い霧が立ちこめ、窓は水滴で曇ってしまいました。いつものようにビールを飲んで寝ようとすると、外から誰かが覗き込むような気配がしてなりませんでした。人気の無いところでの車中泊には慣れているにもかかわらず、恐怖に耐えることになった一夜でした。
さすらい人
2013/08/26 16:46
御巣鷹山の近くですか。大参事でしたので、怪奇現象の条件が整っています。
今でも事故直後の映像が脳裏に鮮明に残っています。
助かった方は数人いたと記憶していますが、その方々の証言があまり表に出てこないもの事故の悲惨さの象徴のような気がしてなりません。
御巣鷹山、濃い霧、水滴とご自身の中にある自己の映像の記憶が、「外から覗き込む人」を造りだすのでしょうか!!??
はたまた、犠牲者の魂が のこっているのでしょうか!!??
私なら、もうきっと帰っています。まさに、世にも不思議な物語です。
本読みと山歩き
2013/08/27 06:07
こんばんは。
淀川小屋では、ヤクネズミですか、食糧を食べられてしまいませんでしたか。
小屋に一人で泊まるのも怖いですね。
木の写真、懐かしいです!思い出します〜
カスミッシモ
2013/09/01 19:18
カスミッシモさんへ
おそらくヤクネズミです。食糧はザックに閉じ込めておいたので、食べられていません。
あのカサカサオンは、ビニールを探る音でしょうか!?
最後のぶっとい枝が登山道に覆いかぶさっている写真は、同じ構図で撮られていましたね〜
私もカスミッシモさんの宮之浦岳のレポをみて、なつかしく思い出していました。
私は結局、その手前の黒味岳で断念しましたので、いつかリベンジします!
本読みと山歩き
2013/09/01 21:39
こんばんは
恐〜い話で盛り上げっていますね♪〜
東北地方には、いろいろと怪奇現象の話がありますが、この地球上で一番恐〜いのは生きている人間らしいですね(笑)
子供の頃、火の玉を何回も見ていますよ♪〜たぶんリンが燃えたり、野鳥が飛んだ時放つ光らしいです。
リッキー
2013/09/04 20:42
リッキーさんへ
たまにはこんな話題も良いでしょう!? 
人間は、知恵が働くし、いろんな種類の怖さの演出ができますし、想像力が豊かなので、感じる怖さを倍増させることもできます。
それは怖さだけでなく、楽しさも苦しさにも当てはまりますが・・・
火の玉を見た!!!!? リンが燃えようが、野鳥が放つ光???だろうが、めったにない経験ですね〜 私も一度は見てみたいと本気で思っています。
本読みと山歩き
2013/09/07 06:37
題名で購入!
怖いもの見たさで判りますね
作夏、屋久島の淀川口で車中泊しましたが
(私たちだけで怖かった)
誰もいない淀川小屋の写真を見て!
ゾーっとした怖さが思い切り伝わってきます。
清兵衛
2013/09/09 23:35
清兵衛さんへ
淀川口はあまり駐車スペースがなかった気がしますが、よく停めてましたね〜
あそこでも相当山の中ですから、恐かったでしょうね。
宮之浦岳には雨で結局あきらめて、黒味岳にタッチして淀川口に戻ったのですが、
入口でヤクシカをみたことを思い出しました!
本読みと山歩き
2013/09/10 22:08

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