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zoom RSS 『作家の山旅』〜文人の山エッセイ

<<   作成日時 : 2018/06/16 20:34   >>

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ヤマケイ文庫、2017年3月1日初版
明治〜昭和までの文学者48人が残した山に関するエッセイ、山と渓谷社ならではの発想と編集
さすがに文豪と呼ばれる人々の文章が、うまく、それぞれの視点が面白い

文豪は以外に山に登っている
小泉八雲…富士山 幸田露伴…穂高 芥川龍之介…槍ヶ岳 亀井勝一郎…八ケ岳 北杜夫…西穂 などなど

文豪と山いといば
石川啄木の「一握の砂」からの山に関する詩が秀逸です。
最も有名なのが
「ふるさとの山に向かいて 言うことなし ふるさとの山はありがたきかな」 が超有名

「目になれし山にはあれど 秋くれば 神や住まむとかしこみて見る」
彼はやはり岩手の山が好きだったんでしょう、また秋の東北の紅葉が特別美しいことが伝わってきます。

亀井勝一郎が苦労して八ケ岳を縦走しています。
登山が趣味でもない彼がひょんなことから、赤岳〜横岳〜硫黄岳〜天狗岳
「自分の登った山は・・・今までと違った親しみを持って眺めるものだ…自分の肉体が山肌にじかにふれたという実感、つまり山と私との関係がひとつのものとして感じれるのである。ただ眺めていたときとはちがうその山の山肌の匂いといってものが、自分の身体に吸収されたという親しみである。」
言葉の意味をまじめに考え出すと難しいが、さっと読んだときには、なるほどとうなる!?表現
「登った山は美しい」という言葉の一つの“文学解”かもしれない。

紀行とエッセーで読む 作家の山旅 (ヤマケイ文庫)
山と渓谷社
2017-02-17

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ヤマケイ文庫っていうのが本当にあるんですね。山関係の本ばかり出しているのですか?それで商売成り立つとは、日本の出版業界も悪くないんですね。
「登った山は美しい」っていうのは、山に限らずそうですよね。なんでも体をはって五感を働かせて体験しないと。
あつこ
2018/06/17 00:29
あつこさんへ
数年前に復活しました、山と渓谷社のヤマケイ文庫。さすがに楽しい本が多い。
年齢を重ねる毎に、五感六感の大事さが見に染みます。
本読みと山歩き
2018/06/18 06:57
見る聴く嗅ぐ味わう触る五感と
おしはかる第六感を「色」と言うと聞いた覚えがあります。
色を無にしてこそ物事の真理がわかると言われても・・・
そうそう理解するのは容易ではありません。
歳をとってくると そんな真理を求めるようになるのかと・・・
呟くことも多くなりました。
ログの大好きな徳さん
2018/06/25 08:22
ログの大好きな徳さんへ
う〜ん
これは深いです。
第六感も年齢が加わると研ぎ清まされるのか!?
こんど、大自然のど真ん中で深呼吸してみます。(笑)
本読みと山歩き
2018/06/26 07:22

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